美大について

 説明会で心に残った言葉があったのでメモ。すべてが正しいとは思わないが、なるほどと感じました。参考になると良い。

  • 今は美大も売り手市場。子どもが減り、大学からの募集数と受験生の数が同じになった。理論上は大学を選ばなければ誰でも入れる。しかし、人気のある大学とない大学がはっきりと分かれているのが現実。
  • 人気のある大学も昔と比べると倍率が落ちている。つまり、努力をすれば必ず入れる。
  • 努力せずとも入れる大学と努力しないと入れない大学。あなたが会社の人間だったら、どちらの学生を採用したいですか?美大でも上位の大学のほうが将来の仕事に結びつきやすい。
  • 美大へ通うことの一番の利点は、ネットワークに加わることができるということ。将来の仕事につながる機会が、数多く存在している。
  • 最近、予備校へ本職のデザイナーから勉強させて欲しいとの問い合わせが増えている。予備校では断るが、あとをたたない。彼らは運良く職に就いたものの、きちんと修行を積んだ人間との実力の違いを実感するようだ。仕事に行き詰まりを感じ、最低限の実力を身につけるために予備校で絵の練習をしたいと問い合わせる。コンピューターを使うようになっても「描く力」が大切だということを感じさせる話。
  • 参考作品を見ると、「こんなに上手に描けないよ」と誰もが言う。しかし、誰でも本気で頑張れば、このくらいはできるようになる。君たちの中にはそれだけの力が潜んでいる。しかし、途中で諦めたら引き出せない。


 「君たちの中にはそれだけの力が潜んでいる。」っていうのは名言ですよ。そのとおり。まぁ、私も一家言を持っていますので、疑問点や質問があれば声かけてくださいませ。