ブレードランナー

 数年前にこんな不思議な事件が起きました。
PKD型レプリカントが逃亡 - Engadget 日本版 (注:携帯禁)
 いやいや、「レプリカント」っていう響きですら盛り上がるのに、それが失踪。ん〜、謎が謎を呼ぶ。(まぁ、十中八九、狂言なんだけど。)
 ・・・「レプリカント」?訳分からんですかね。

ブレードランナー ファイナル・カット スペシャル・エディション (2枚組) [DVD]

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 言わずと知れた、SF映画の金字塔。この映画を撮ったのは、リドリー・スコット監督。主演は若きハリソン・フォード。さて、「レプリカント」っていうのはこの映画に出てくるアンドロイドです。
 ストーリーについて。外見からは人間と見分けが付かないアンドロイド「レプリカント」が5体、人間を殺して逃亡。この5体の処刑のため、レプリカント専門の賞金稼ぎ「ブレードランナー」であるデッカード(ハリソン・フォード)が、単独追跡を開始する。


 1982年の映画だから、なんと26年前の作品。この時代のSF映画は当然CGなんてものがないので、模型やら身近なものやらを駆使してそれっぽく見せています。でもね。今見ても古く感じさせない。すごいよね。
 おもしろいのは、世界観。リドリー・スコット監督が大の親日派のため、いたるところに日本からインスピレーションを得たモチーフが散りばめられています。しかも、それが格好いい。
 これ以降のSF映画に多大な影響を与えた作品です。退廃的な世界観が好きだなぁ。よろしければ、ぜひ。