ニュー・シネマ・パラダイス
- 出版社/メーカー: パイオニアLDC
- 発売日: 2000/08/11
- メディア: DVD
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<ストーリー>
ローマに住んでいる映画監督サルヴァトーレは、故郷のシチリア島の村からアルフレードが死んだという知らせを受け取る。30年間故郷に帰っていないサルヴァトーレは少年時代の回想を始める。戦争で父を亡くしたサルヴァトーレ(愛称トト)は映画に魅了され、村の映画館「Cinema Paradiso」をのぞき見しようとして、映写技師アルフレードに近づく。やがて二人の間には友情が芽生える……。
1989年公開のイタリア映画の名作。祖父と孫ほども歳の違う二人の、友情の物語です。
この映画は子どもの頃に見て、本当に好きなものの一つ。何度見ても泣けてしまう。前半の騒がしくも楽しい情景が一転、後半の物悲しさといったら何とも言えない。幼少期は何もかもが新鮮に感じるのだけど、大人になると急に色あせて見えてしまうものなんだろうな。
一番の名シーンは、ラストシーン。大人になったトトが一人でフィルムを見るのだけど、これほどまでに愛情を感じさせる描写はないと思います。
この映画はイタリアのシチリア島で撮影されています。登場している役者さんは、すべて素人の島民だとか。だからこそ、人の内面に強く訴えてくるのかもしれません。
ちなみに、「SUPER HI-BIT EDITION」と「完全オリジナル版」というのが存在しますが、初めて見る場合には「SUPER HI-BIT EDITION」をお勧めします。なぜなら、そちらが劇場で公開されたバージョンだから。完全オリジナル版はいろいろとエピソードを盛り込みすぎて、長いんだよなぁ。。