生きてることが辛いなら
- アーティスト: 森山直太朗
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL J(P)(M)
- 発売日: 2008/08/27
- メディア: CD
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「第50回日本レコード大賞」で作詞賞を受賞しました。もしも健全育成うんぬん言うならば、この曲の表現はひっかかるかもしれません。一部を抜き出すと、いくらでもあざとく使えてしまうから。
「生きてることが辛いなら、・・・・・・」
このフレーズは刺激的だし、危険だと思います。だからこそ、CMで使われた時に、即時撤回したんじゃないかな。15秒の尺にはそぐわない。
でも、最後まで聞いた時、ここまで響く曲はなかなかないんじゃないか。何か辛いことがあって死というものが頭をよぎってしまったときほど、少し心が楽になるんじゃないか。身近な大切な人を亡くして辛い思いをしているときに、心に響くんじゃないか。そう感じました。
私は、彼の言う「喜び」をなるべくずっと長くとっておきたい。もがきながら嫌になるまで生きてみたい。<追記>
「3日と経てば元通り」っていう箇所に賛否が集まるのではないかと思いますが、
- 3日も経てば、いくら悲しくても日常に戻らなきゃいけない
- 3日は時間の経過のたとえ。「しばらく経てば元通り」
- もしくは、死を考えている側へのメッセージ。
こんな風に考えてます。そう簡単に悲しみは薄れないものですから。