ACIDMAN ライブツアー「LIFE」ファイナル

 in幕張メッセ。音楽も芸術だということで解釈しますよ。
 ACIDMANはデビュー前のシングル「赤橙」から好きで、アルバムが出たらチェックしている唯一の日本のバンド。初めてライブに行きました。ツアーファイナルということもあり、いや、もう、すごく良かった。オーソドックスな3ピースの演奏あり、インストあり、各パートのソロ演奏あり、アンプラグドあり。ロックだったり、ボサノバだったり、ジャズだったり。変幻自在。
 曲も良かったけど、演出が良かった。国内最大級の巨大スクリーンで展開される映像。音楽と映像と光が渾然一体となった空間を作り上げていました。しかし、バックで流れていたアニメーション、すごく良かった。鳥が飛んでいくんだけど、音とリンクして場面が展開され、すごく調和していた。あのアニメーションのためにライブDVDを買ってもいいな。
 なにより、MCでの彼らのメッセージに感動しました。

ACIDMANの曲はすべて「生命」をテーマに作っている。
われわれが生きていることに善悪なんてなくって、すべてを肯定していかなきゃいけないと思う。生きているということはそれだけで素晴らしいことなんだ。

 彼らのメッセージが強く込められたパフォーマンスを目の当たりにして、ほんとうに自然と感動がこみ上げる。ライブ見て心震わされ涙が出たのは初めて。CDだとそんなには伝わらないんだけどね。やはり生演奏に勝るものなし。自分は、芸術というものは世界を変えていく力があると信じているので、彼らには今後もメッセージを強く伝えていって欲しい。


 最後に一言。オールスタンディングのライブでピンヒール履いちゃいけません。ほんと、刺さるから。


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Loop

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個人的には、2ndが好き。