ダイ・ハード

 クリスマスらしい映画ってなんだろうなぁなんて考えてたんですけど、どう考えてもダイハードしか思いつかないんですね。色気ってもんがまったくない大人です。ほんと。


<ストーリー>
 クリスマス・イブの夜、ロサンゼルスのハイテクビルを最新兵器で武装した謎のテロリスト集団が襲った。彼らの要求を拒んだ重役達は即座に射殺。なすすべも無く怯える人質たち。ビルの中にいた非番の警官ジョン・マクレーンは外部との連絡が一切遮断された中、ただ一人命をかけた闘いを挑んだ。


 この映画の何が良いかっていうと、う〜ん、なんでしょう。前にも「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」を紹介した時に書きましたが、おじ様やらお爺様が頑張る映画に弱いんですよ。それだけで、涙が出てしまう。
 この映画の主人公、ジョン・マクレーンは単身赴任中。クリスマスだからこそ、久しぶりに妻と子どもに会うためにロサンゼルスへ帰ってきます。でも、夫婦仲はいまいちで、お互いに愛し合ってはいるものの、会えばケンカばかり。なんかね、冴えない父親なんですね。
 それなのに、命をかけて家族を守るために戦うんだよね。「クリスマスなのになんで俺ばかり」ってぼやきながら。


 見終わった後には少し感動して「メリークリスマス」って言いたくなります。アクションとクリスマスソングって意外と合いますよ。わいわいと楽しく観て欲しい映画です。
 この映画のようなトラブルには巻き込まれない、平和なクリスマスでありますように。