Disney'sクリスマス・キャロル(3D吹き替え版)


http://www.disney.co.jp/movies/christmas-carol/

<ストーリー>
 金がすべてで、家族を持たず、人とのきずなに背を向け、ただ己の金銭欲を満たすためだけに生きる、老人スクルージ。あるクリスマス・イブの夜、彼のもとへ過去・現在・未来のクリスマスの精霊が現れる。過去の精霊は懐かしいクリスマスの思い出を、現在の精霊はスクルージも気がつかない事実を知らせていく。果たして、未来の精霊はどのような彼の姿を見せるのか。

 イギリスの超有名小説の映画化。今まで何度も映画化されているので「またかぁ・・・」くらいの軽い気持ちで見てきましたが、いやぁ、すごい。何がすごいって、ディズニーの3D技術。ものすごい臨場感で迫ってきます。初めて見たけど、これからは3Dの時代だなぁ。。
 映画の内容としては、思っていたよりも描写がきつい。小さな子どもが見たら眠れなくなるくらい。話は原作に忠実なのだけど、演出が少々過剰。でも、あれだけ怖いやつらが立て続けに現れたら、どんな強欲でも謝って逃げたくなるよなぁなんて、妙な納得の仕方をしてしまいました。
 CGIは役者さんの動きを取り入れたものみたいなんですが、スクルージを演じたジム・キャリーが見事。指先までも気を使った細かい動きが、キャラクターの性格を引き立たせていました。(ちょっと目の焦点が合っていないのは故意なのかどうなのか)


 まぁ、一言で言うと感動しました。映画としての出来の良さもさることながら、次世代の映像の可能性をこれでもかというくらい見せてくれた。その一言に尽きます。
 予告をみていると、3Dの良さを生かした作品が上映を控えているようなので、楽しみにしようと思います。