アバター


映画「アバター」オフィシャルサイト

<ストーリー>
 下半身不随になり、車いす生活を送る元海兵隊員ジェイクは、衛星パンドラにやって来る。そこはナヴィ族という人類によく似た種族が住む星で、人類は貴重な鉱石を手に入れるためにやってきた。しかし、ナヴィの抵抗に遭い、鉱石を手に入れることはままならない。そこで人類は、遺伝子操作の結果「アバター」と呼ばれるナヴィ族によく似た人形を生み出す。ジェイクの指命は、アバターを使いナヴィ族の信頼を勝ち取り、鉱石を手に入れること。
 慣れない土地を探索する途中で野犬に似たクリーチャーに襲われていた彼は、ナヴィ族の王女ゾーイに助けられる。それをきっかけにナヴィ族の一員として迎え入れられる。次第に彼は、ナヴィ族の生き方に魅せられ、人間とナヴィの狭間で苦悩することになる。


 年始早々、観てきました。いやぁ、良かった。監督は、ジェームズ・キャメロン
 代表作は、

など。


 彼の代表作を見ると分かることだけど、未知の生物との遭遇を描いた作品が多い。上記に挙げたものはタイタニック以外は、そう。このアバターも同じ、「ナヴィ」と呼ばれる未知の生物と交流することにより、主人公が苦悩します。話の筋は、ダンス・ウィズ・ウルブスによく似てる。見方を変えると、エイリアンの側から見たエイリアン2でもある。いい話なんだけど、とくに新鮮みのあるストーリーではないっちゃないです。
 だけど、映像と世界観はものすごい説得力を持っています。
「観るのではない。そこにいるのだ。」
 これは本当に、いいキャッチコピー。たしかに、あの二時間半、違和感を少しも感じずに惑星パンドラにいたなぁって思います。将来、「3D作品はアバターから産声を上げた」と言われるんじゃないかなぁ。まぁ、3Dの場合は従来の映画とは撮り方を変えたほうが、きっと面白いんじゃないかと思うんですが、それはそれ。これから、どんどんノウハウが蓄積されていくんでしょう。


 これは、興味があるなら映画館で観たほうが良い作品です。3D作品の場合は、日本語吹き替えをお勧めします。もうね。字幕だと目が疲れるんですよ。