アリス・イン・ワンダーランド 3D


http://www.disney.co.jp/movies/alice/

<ストーリー>
 19歳に成長したアリスは、母親に勧められ富豪たちが集まる席で婚約を発表することになっていたが、彼女は自分にはまだ早すぎると半ば困惑していた。そんな時彼女の前に白ウサギが現れ、彼を追いかけ穴に落ちた彼女は再び不思議の世界へ飛び込むことになる。しかし、そこは赤の女王に支配された世界だった。


 観てきました。3D技術を駆使した映像はきれい。色もいいなぁ。ちょっとストーリーは支持されづらいだろうけど、なかなかいい映画です。ただ、子ども受けはしないかな。変人ばかりが登場して、年頃のアリスも変人扱いされているというのが面白い。
 ティム・バートン監督ってば、お姫様が登場するようなおとぎ話が嫌いだと思うんですよね。そういう目線で観たらどうでしょう。
「もう世界中の女の子たちは、お姫様が王子様に助けられる物語から卒業しなよ。」
 みんなが好きなキャラクターを皮肉ってるってあたりから、そんなメッセージを感じたりしました。一番のお気に入りは白の女王。あの腹黒そうでも皆から愛される感じがなかなか得難いキャラクターだなぁ。
 でもさ。たしかに現実にはそうそう誰も助けてくれないものねぇ、なんてことを考えてみたり。つまりは、主人公が生きる力を身につけていく映画ですよ、と鑑賞してみたりしましたがどうでしょう。