SOUR「映し鏡」

sour-mirror.jp
 先週とは近いけれども別の話。昨年のメディア芸術祭エンターテイメント部門最優秀賞を受賞したアーティストの、最新インタラクティブミュージックビデオです。これは、本当にすごい。ちょっと鳥肌立ちました。ブラウザをインストールしてまでも観る価値ありますよ。Facebooktwitterと連携しながら動きます。
 昨年の作品はこちらの記事で紹介しました。ここから、さらに発展させてるんだなぁ。こういう新しいメディアを利用した作品は、未来の可能性を感じさせてくれ素直にわくわくします。


 今年はツイッターなどを利用した作品が多く登場しました。上記の作品はそのなかでも新しい形を見せてくれたように思います。技術の進歩とアートっていうのは切っても切り離せません。そう考えると、美術とそれ以外で分けるのっておかしいと思いませんか。だって、上記の作品を支えているのは多くの数式ですよ。画面が動いている裏側ではおびただしい量の演算がおこなわれているんです。
 さて、近年は美術の垣根が少しずつ取り払われてきているような気がします。来年は、どんな作品に出会えるでしょう。楽しみです。