トロン:レガシー


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<ストーリー>
 デジタル業界のカリスマとして名をはせるエンコム社CEO、ケヴィン・フリンが謎の失踪を遂げてから20年。27歳に成長した息子のサムに、ある日、父ケヴィンからのメッセージが届く。ケヴィンのオフィスに地下の秘密の研究室を発見した彼は、突然閃光に包みこまれる。足を踏み出すと、そこはコンピューター・システムの中の世界だった!
 サムの子供時代の記憶が甦る。父がかつて夢見た理想の世界の光景が、現実となってサムの目の前に広がっていた。だが父の行方は知れず、この世界の独裁者クルーに命を狙われるサムを救ったのは、謎に満ちた女性クオラだった。
 父の手掛かりを握るというクオラの正体は? そして、人類の存亡を脅かす、この美しく危険な世界の秘密とは? 今、サムに究極の真実が明かされようとしていた。

 お正月映画、観てきました。いやぁ、面白い。単純に面白い。ストーリーはツッコミどころもあるかなぁと感じましたが、映像と音楽がすごく良い。なんていうのかなぁ。ブレードランナーのような世界を高次元のテクノロジーで作りましたっていう感じ。世界観が素晴らしいです。
 主人公が、失踪した父の手がかりを探しているうちに、グリッドというコンピュータープログラム内部の世界に入り込んでしまうのですが、その瞬間の描写たるや荘厳で、未知の世界への畏怖にあふれています。怖いけど美しい、まだ見たことのない世界っていうのかな。ダフト・パンクの音楽も映画の世界を質の高いものにしています。
 単純に、まだ見たことのない世界を体感したいという人にはいいんじゃないかなぁなんて思います。ちょっと前作も観てみようかなぁ。ちなみに、3D映画に限っては日本語吹き替えがいいよなぁって感じます。3Dだけでも大変なのに、字幕付きだと目が疲れて疲れて。その世界にも没頭できないので大変です。