かっぱ橋道具街

art-study2008-12-08

 ちょっと探し物がありまして、訪れました。かっぱ橋道具街。ちなみに、漢字で書くと「河童橋」・・・じゃないよ。「合羽橋」です。
 どこにあるのかというと、浅草です。最寄り駅は田原町。雷門から歩くと15分。ずら〜っと商店が軒を連ねる通りが見えてきます。全長約1kmほど。そこは、調理器具や食器など、食品に関わる道具を扱った問屋街です。起源を探ると大正時代までさかのぼるそうなので、まさに下町の食を支えて来た街と言えるでしょう。


 ・・・で、どんな店があるのかというと、

中華鍋などの調理器具全般を扱う店や

和食器を扱うお店まで、様々なお店があります。当然、消費者である我々も買えるんですよ。


 なかでも、おもしろいと思ったのは、食品サンプル屋さん。

 冷や奴から寿司まで、多種多様。

 あ、甲殻類。多種多様なサンプルが山ほどありました。いいなぁ。



 なんと大人のライフウォーター、麦酒もありました。キンキンに冷やされて、しずくが今にも滴り落ちそうなんですよ。これを机に飾っておいたら仕事がはかどるかなぁなんて考えながら見ていましたが、止めました。だって、大人だから。


 ま、そんな色物だけでなく、実用品がたくさんあります。陳列棚、ディスプレイ用の小物などの店頭で使う物。鍋、包丁、器などの調理に使う物。「用の美」っていうのは、こういうことかなぁなんて実感します。
 日本の食を支えているのはきっとこういうお店だよね。帰りに浅草のおいしいものでも食べて帰ったら、東京の食を満喫できますよ。