THEE MICHELLE GUN ELEPHANT

 爆音映画祭で観たのは、初日のトリをつとめる「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」のラストライブのフィルムでした。
 ここから先は完全に個人的な思い入れたっぷりの話。高校生時代、彼らのデビューの時から好きでライブに行きたいなぁと思いつつ実現せぬまま解散。なんで行かなかったんだ。俺ってば。ギターのアベさんは逝去されるし、もう終わったんだなぁって実感する。まぁ、解散後にメンバーが結成したrossoやTheBirthdayも好きですけどね。でも、シー・ミッシェル・ガン・エレファントには敵わない。
 そんななか、ラストライブのフィルムを観たんですけど、すごく良かった。通常感じられないシンバルの響く音やメンバーの荒い息まで聞こえて、爆音ってテーマにはすごく合ってたんだろうなぁなんて思いました。最近のバンドの人たちもロックなんだって言うけど、1970年代から90年代までの人たちとは何かが違う気がしてしょうがない。それは時代性の違いなのかもしれないな。いや、最近でも好きなバンドはいるけどね。でも、何かが違う。
 ライブの最後のナンバーが彼らのデビュー曲「世界の終わり」で、解散する瞬間に選んだ曲が最初に生み出した曲で、それが少しも色あせていないっていうことに驚きました。


 ・・・まぁ、読み返すとただ単にファンの日記だな。いいの。たまには。


 フィルムが終わった瞬間に会場から拍手がわき起こりました。きっと、多くの人が同じ気持ちだったんだろうな。自分の高校時代に軸となった曲がいくつかあるんだけど、大きな軸の一つがこの「世界の終わり」。それを今、この時期にまた、体感できたということに感謝を込めて。