「建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション」展@国立近代美術館(竹橋)

展覧会情報建築はどこにあるの? 7つのインスタレーション
 行ってきました。インスタレーションの展覧会です。
 インスタレーションっていうのは、空間を利用し、それ自体を作品の力で変えてしまうような形態のものです。わりと多くの作家が取り組んでいるのですが、美術館ではなかなかお目にかかれないかもしれません。
 「建築の本質っていうのはなんなんだろう」っていうのが、本展覧会のコンセプトかなぁなんて思います。鑑賞者にも考えて欲しいということで、場内は撮影が可能。それが面白いし嬉しい。


 ・・・ということで、浮かれて撮ってみる。

 外には竹の作品がお出迎え。下にはベンチが据えられていて、気持ち良さそう。

 入り口を入ってすぐ、ファイバーで組み立てられた構造体が。近づいてみたり、離れてみたりすると、見え方が変わってきれいです。

 上から赤いレーザーが降ってきている空間。自分の手の構造もよく分かります。

 一番、建築のイメージに近い作品。いろいろな提案がされていて、面白かったです。



 建築の本質について、様々な方向からアプローチがされていました。立体、映像、光、平面などなど、一つひとつの方向性が異なり興味深かったです。今期、一番お勧めの展覧会かもしれません。本当に面白かった。ぜひ、行って欲しいなぁ。



 一番のお勧めは会場の片隅に置かれていた、ファイバー製のクマ。こういう遊び心が好き。