メディア芸術祭

 悔いが残ることはメディア芸術祭へ行けなかったということ。正確に言うと、行く気が起きなかったのです。
 昨年は、何の気なしに行って「つみきのいえ」を鑑賞して感激したものの、人の多さがちょっとしんどかった。開催期間が短くて、どうしても人が集中してしまう。もう少し長くなるとうれしいのだけど。
 今年は、沖縄へ行ったりばたばたしていたので、気力体力が伴わず、「あぁ、今はあの人ごみには太刀打ちできないなぁ・・・」なんて気分になってしまいました。なんという体たらく。


 ・・・ということで、一年に一回のビックイベントを逃しました。そんななか、二名ほど行ってきたという話をされていた同僚(あえてこういう書き方をします)がいましたので、良かった作品について聞きました。

エンターテイメント部門での優秀賞、電気グルーヴ『fake it!』のPV。


「いやぁ、隙間なく人が飛び込んでいて、どうやって作ったのか分からない。でも、引きつけられるんだよね。はっは。」

アニメーション部門での受賞、『電信柱エレミの恋』。


「おもしろいんだけど、最近商業アニメしか観てないもんで少し眠くなったんですよ。」(・・・褒めてないかもしれない)


 こうやって眺めてみると、アートと商業の垣根は着実に低くなってきているように思われます。会場にはDSなどのゲームも多くあるので、気軽に行っても楽しめます。一年間で、どんな作品が出てくるかなぁ。楽しみです。