スウェーデンでのもろもろや雑学

 ここから先は余談などをつらつらと。

  • デンマークコペンハーゲン空港で乗り換えだったんだけど、ストックホルム空港ともども、職員さんがキックボードで移動しているのが新鮮でした。荷物移動用の台車もキックボード付き。素敵なアイデア
  • 機内食で寿司とそばが出ました。欧米の方が必死に箸を使おうとしていたのが、かわいかったし嬉しかったなぁ。こちらをちらちら見ながら真似をしてくれたのが印象的でした。結果的に箸を使うのを断念していたけど。わさびとかは天敵だよね。そのまま食べてしまって、耐えていました。
  • スウェーデンでは日本食ブームなのかもしれない。寿司屋がたいへん多かったです。レストランでは、サーモンの食べ方を「焼いたのがいい?それとも生? 生だと寿司みたいな感じよ。」って説明されました。
  • スウェーデンで昔から食べられている食材は少し変わっています。それは、トナカイとザリガニ。日本では食べないんだけど、これが非常においしい。トナカイは赤肉であっさりした感じだけど、味が濃厚。ザリガニも海老みたいだけど、風味が強いかなぁ。ちなみに、ザリガニってこんな感じです。 イケアでザリガニを食べました!
  • ストックホルムで出くわしたのがタトゥーの写真展。彼の地では、タトゥーを入れている人が多い。ホテルのフロントも長袖を着てるみたいなタトゥー。しかも、かなり派手。すごいなぁ、抵抗がないんだなぁ、働けちゃうんだなぁなんて思って見てました。バイキング文化の影響なのかなぁ。いや、知らないんですけどね。
  • 北欧雑貨というものの、スウェーデンではあまり印象的な雑貨には出会えませんでした。IKEAの印象が強かったんだけど、あれだな、もう日本にあるんだなぁって感じ。日本の北欧流行りのため、日本でも近いデザインがあふれているというか、輸入されているというか。日本っていろいろなものが集まってるなぁって感じました。


 外国の文化はどんどん見るべきだなぁって思います。日本とは全然違う。高校を卒業したら、どんどん外へ出るべきですよ。外の文化を知ってこそ、日本の良さが見えてくることもあります。
 完全に思い出話ですが、大学一年生の春休みに航空券と現金を握りしめて旅立ったものです。悠久の国、インドへ。英語もヒンズー語もろくに分からず、一ヶ月間で全土を旅しました。本当にいろいろ経験したし、学んだなぁって気がします。まぁ、それからは毎年、1〜2ヶ月間はどこかへ行ってました。バイトして、お金を貯めてね。
 その気質が抜けずに、今回も航空券とホテルの手配だけして行ってみました。現地では興味の赴くままプラプラと。
 

 英会話について。持論ですが、旅行程度だったら高校までの英語の知識で十分だと思ってます。問題は話すこと。日本人の駄目なところは恥をかくのを嫌がるところじゃないかなぁ。聞いても分からなかったら、分かるまで聞けばいいじゃない。発音がおかしくても、意思を伝えようとしてみればいいじゃない。そうこうしてるうちに、だんだん分かるようになるもんですよ。話してみているうちに、親切な人なら色々と教えてくれるから大丈夫。たとえば、ヨーロッパの人たちは英語がつたなくても、物怖じしないもんねぇ。意思表現をしっかりして、感謝の気持ちを伝えてる。そういうのが大切だと思うな。
 ちなみに、私は英会話があまりに駄目すぎてインド人に呆れられ、「しょうがねーなぁ」って感じで英語とヒンズー語を手取り足取り教えてもらいました。他には、カナダ人のカップル、オーストラリア人のおじさんなどなどに、一緒に旅行しながら教えてもらいました。部屋をシェアしたりしてね。あの頃の旅行では、日本人よりも海外の人と一緒にいたほうが長かったかもしれない。日本人の元カレからもらった日本語の手紙を翻訳してって、レストランで涙ながらに頼まれたり。なんか、面白い経験をしたなぁ。
 そんな風に海外の人たちと交流するのも面白いものですよ。ただし、トラブルには十分気をつけて。とくに女の子は危ないからねぇ。


 あ、ちなみに今でも、全然ぺらぺらじゃないですよ。ものおじしないだけで駄目駄目。年を取ってからデタラメっていうのも恥ずかしいし、そろそろきちんと勉強しようかなぁって思ってます。おっさんになってから始めるのもいいじゃない。意外と歳をとってからの勉強って楽しいんだよね。昔はあんなに嫌いだったのにね。不思議。